NETIS登録番号 KK-190039-A
MK・スクリューボックスは、亜鉛アルミ合金めっき鉄線 先めっき溶接金網をボックス型に加工した製品です。 正面網・側面網に加工硬化を施したスクリュー線を採用する事で、これまで「かご」の弱点とされていた正面網の強度不足を改善しました。底面・背面網は従来の溶接金網を採用することで、「かご」本来の屈撓性も有しております。またスクリュー線は見た目も綺麗に仕上がる為、これまでのかご製品より景観を配慮しました。
MK・スクリューボックスに使用される線材は、線材をスクリュー状にひねることで、同じ線径の従来線材より33%以上の引張強度(当社比)を実現しました。
これは塑性変形によって線材に加工硬化が生じたことによるものです。金属材料などに一定以上の力を加え、その材料の弾性限界を超えると力を除去しても元の形には戻らず永久的に変形されたままとなります。この現象が塑性変形と呼ばれます。また塑性変形した材料は引張強度が上がります。
自社検査でスクリューボックスに使用する線材φ6の引張強度の平均値は約650N/m㎡です。これはφ8mmの引張強度の規格290~540N/m㎡以上となり、細い線材でも十分な引張強度を持ち、コストダウンが見込める製品となりました。
■製品規格
形式 | 高さ(mm) | 奥行(mm) | 長さ(mm) |
S-80 | 500 | 800 | 2000・1000 |
S-100 | 500 | 1000 | 2000・1000 |
S-120 | 500 | 1200 | 2000・1000 |
※スクリュー線にしたことによる付着量について300g/㎡以上付いていることを確認しております
※上記以外の寸法についても製作可能です。
■仕様
部品名称 | 規格 | 使用材料 |
前面網 | スクリューメッシュ φ6×100×100 | 亜鉛アルミ合金めっき鉄線 300g/m² |
背面網 | 溶接金網 φ5×100/150 | |
底面網 | 溶接金網 φ5×100/150 | |
仕切網 | 溶接金網 φ5×100/150 | |
側面網 | スクリューメッシュ φ6×100×100 | |
上蓋 | 溶接金網 φ5×100/150 | |
中間補強ステー | φ10 | |
側面補強ステー | φ6 | |
連結コイル | φ5 |
※製品形状及び仕様は予告無く変更する場合があります。※底面の一部はスクリューメッシュです。
※製品形状及び仕様は予告無く変更する場合があります。